お客様の声
お客様A
私はこの店に時々来て歌っていましたが、他の店では上手とほめられる歌を、拍手はしてくれるのですが、どうしてそのキーで歌うのとか、民謡調など、ちくりちくり(自分の気持ち)嫌な店だから二度と行かないと思ったこともありましたが、友人に私の歌は良いものを持っているのだけれど、勘違いしている為に、歌える曲も限られるし(もったいない)と、私のことを思っての事だと聞き、恐る恐るマスターの話を聞いてみました。私は高い声が出ないので、歌いやすいようにキーを下げて歌っているつもりでしたが、逆に高く歌っている(民謡調でこの声を聞いてくれとばかりに自信を持って歌っている)演歌は、言葉が伝わらなければいけないので、語るようにと言われました。あなたの声はちゃんと出ます、力を抜いて歌ってみてくださいと言われ、戸惑いながら普通のキーで歌ってみましたら、歌えるではないですか。今まで歌えなかった曲が、次々に歌え、プロ歌手と同じキーで歌えることも発見しました。今までの自分が、もったいなかったと反省。自分の歌を録音してあるので、客観的に聴き比べると違いがよく分かります。マスターも予想外と言っていましたが、デュエットもその日のうちに歌えるようになり、毎日が楽しくなっております。歌謡教室に通っても出来なかったことを、アドバイスで大変身、夢のようです。遅い時間にお店に寄る事が多いのですが、いつかあの人だと分かると思いますよ、その時は宜しく。
お客様B
ある日突然、近所の友達(僕のゴルフの私的先生)がカラオケに行こうと誘ってきました。今から2ヶ月位前のことです。それが、家から地歩20分、自転車5分にある「カラオケ音楽大学」でした。僕はカラオケが無縁の人生を送ってきましたので(年に1,2回程度、恥ずかしながら宴会等では歌っていましたが・・・)、「音楽大学」の雰囲気には興味をそそられました。僕が思っている歌を歌う場所とは、酒を飲みながら酔っ払って、恥も外聞もかなぐり捨てて若干恥ずかしながら歌う場所と思っていましたが、「音楽大学」は僕よりも年配の方が、ウーロン茶を飲みながら店内の前方にある舞台で堂々と歌っていました。そして店内にいるお客さんたちがみんな友達みたいに和気あいあいとしているところで、酔っ払っている人はいなく、「歌だけを歌う場所」「みんなが集う場所」と、僕にとっては新鮮さを感じました。僕の年齢は67歳で下戸で酒が嫌いです。僕にとってはピッタリの所でした。そして何よりも魅力に感じたのは店のマスターがいい感じの人で、僕の人生にとって未開で新鮮でした。
それ以降、友達にもう1回だけ一緒に連れていってもらい、それからは1人だけでも行けるようになり、そして店で知り合いになった人に電話して連れ合っていくこともあります。
僕が店に行くのは7時ごろからです。店が閉店する11時頃までの間に10曲以上は歌っていますが、開店早々に他のお客さんがいないときは、マスターがレッスンをしてくれます。
僕にとってカラオケは「店に行くこと」がとても新鮮です。
僕の第二の人生の始まりです。人生謳歌の始まりです・・・
肝心の歌のことは書きませんでしたが、マスターの手ほどき宜しく僕の歌は発展途上だと思います。
まあ歌の勉強はこれからですので、少しずつ上手になればと思っています。「音楽大学」に行くことが僕にとって一番です。白髪交じりの67歳の男、皆さんよろしくお願いします。